安曇野市議会行政視察




安曇野市議会は姉妹都市である神奈川の真鶴町(23日)と武蔵野市(24日)への行政視察を行った。
市のバスで朝、市役所を出発し、午後1時30分から真鶴町役場で研修を受けた。

真鶴町が地方創生加速化交付金事業として取り組んでいる「地場産業の力」創生事業と「美しの・真鶴」創生事業について、担当の職員から説明を受けた。




その後、ケープ真鶴へ行き、半島から太平洋を眺めた眺望は素晴らしかった。ケープ真鶴は以前、小田急電鉄が開発したが、現在は真鶴町で運営している。
この施設のメインである「遠藤貝類博物館」を視察。貝類コレクション4500種50.000点が展示されていた。





半島の先端から町の真ん中まで戻り、今度は遊覧船で真鶴湾内を案内してもらった。
真鶴町は真鶴半島とその近辺からなる漁業を主とした民宿の多い町で、全国的にも有名な小松石の産地。

遊覧船で三ツ石海岸を周り、町の全景を眺め小松石の採掘場も遠くから見えた。
その後、あの有名な画家「中川一政美術館」に行った。


中川一政画伯が真鶴町に永く住み画を描いていたことから、真鶴町にたいへん多くの(約600点)作品を寄贈され、平成元年にこの美術館が開館。
自分は以前から中川一政画伯の薔薇やひまわりの画が好きで、よく日動画廊などで観ていたが、これほど沢山の作品を一堂に観れたのは、初めてなどでとても感動した。

夕方から真鶴町の議員の皆さんと意見交換会をして、懇親を深めた。
真鶴町は人口約7100人、面積約7キロ平方メートルの比較的小さな自治体であるが、しっかりとした行政方針を持ち、議会活動もしっかりされていると感じた。

夜は隣の熱海市へ宿泊したが、この寒い1月に桜が満開でビックリ。




河津の桜が2月に咲くのは全国的有名だが、熱海桜が1月咲くのは知らなかったので驚いた。
熱海市は最近インバウントで盛り返していると聞いているが、夜なのであまり観光客がいなかったので、こうした熱海桜も目玉として誘客をしたらと感じた。



2017年01月26日 Posted by宮沢豊次 at 17:21