都市監査事務研修会





平成28年度(第63回)北陸・東海・近畿三地区共催都市監査事務研修会が17日・18日に、和歌山県民文化会館大ホールで開催され、安曇野市からは3名が出席した。

北陸・東海・近畿の三地区の289団体の監査委員及び事務局職員650名が集まり、研修を受けた。
17日は開会式があり、和歌山市長、議長、三地区の代表監査委員などから挨拶があった。

その後研修に入り、講演1では大阪市行政委員会監査部の重枝克巳氏が「内部統制と監査について」の講演があり、講演2では九州大学大学院准教授の田中孝男氏が「住民監査請求の実務・現状と課題」について話された。

住民監査請求はかなりの自治体でおきており、安曇野市でもあることなので、随分参考になった。一つの住民監査請求が出されると、監査委員も事務局も大変な労力がかかるので、無いほうが望ましいのだが?

終了後、和歌山市内のビジネスホテルに宿を取り、市内で夕食をしたが、37万都市にしてはあまり賑やかさがないように感じた。





翌18日はホテルを早めにチェックアウトし、研修の前に徳川八代将軍吉宗で有名な和歌山城を見学した。自分は和歌山城は初めてなので、城内まで見学したがなかなか立派な城であり、天気も良かったので、市内も綺麗に見えた。また境内が広く、石積の豪華さに感動した。

その後、和歌山県民文化会館に行き、講演を受けた。演題は「未来につなぐ地方創生」で地域活性機構の理事長、中嶋聞多氏が講演した。

実は中嶋氏とは以前信州大学にいたときからの知人で、自分が会社の社長時代に地域資源を生かしたブランド戦略などについて意見交換したこともある。
また、今月の5日には長野県の穂高神社でも会う機会があったので、講演前に控室で挨拶をさせてもらった。

地方創生についての講演も勉強になったが、又安曇野市に出掛けて来るとのことなので、中嶋氏と再び地方創生ブランド戦略について意見交換したいと思う。



2016年11月18日 Posted by宮沢豊次 at 15:31