「安曇野水まつり」祭事







安曇野を潤す水に感謝する「安曇野水まつりの儀」が16日、安曇野市明科の三川合流下流地籍の犀川のほとりで行われた。
市議会議員や副市長、観光関係者など約30名が水の恩恵に感謝する神事に参加した。

15時から神事が開始されたが、夕陽にきらめく川面に向かって穂高神社の神職がお祓いをした場面は幻想的だった。
出席者は、堤防沿いに設けた祭壇に玉串を奉納した後、ひしゃくで水をすくい樽に入れた。



この樽に入れた水は、16日の夜に穂高神社に奉納され、17日に犀川上流の上高地明神池に運び、池に注がれる「お水かえしの儀」を行い、水の恩恵に感謝する。



安曇野水まつりは、春(お水迎えの儀)秋(お水かえしの儀)の年2回行われており、平成4年から継続されている。
主催した市観光協会の丸山会長は「安曇野は農業、商業、工業が水に支えられて今日がある。常に水に感謝し、水の祭事を続けていきたい」と挨拶された。

これからも安曇野を潤す水の恩恵に感謝し、より一層の安曇野の産業や観光振興の発展を願う。



2016年10月17日 Posted by宮沢豊次 at 17:54