穂高神社式年御遷宮





雄大な北アルプスに抱かれた安曇野の真ん中に鎮座する穂高神社で、500年を超える歴史と伝統を今に伝える神事「式年御遷宮」が、今日から始まった。(期間は5月1日〜5月15日まで)

式年遷宮は20年ごとに本殿を造り替える大遷宮と、その間に2度行う小遷宮のしきたりがあり、今年は小遷宮の年である。7年ごとに行われる安曇野地域の最大の行事である。







神社境内には、「穂高人形大飾り物展」として心と技を受け継ぐ、伝統の穂高人形の飾り物が奉納されている。真田丸ほか歴史、神話などの5場面が展示され、実に見応えがある。

また同時開催で「安曇野オフネ祭り」が隣の穂高神社北神苑にて、1日から15日まで開催される。
安曇野市を代表する無形民族文化財である「オフネ」は、市内に40艙以上あり、各地区の祭礼に登場している。

この「オフネ」の文化を継承し、子ども達や後世に残していきたいという願から、今年初めて開催するもの。
初めてオフネ祭りを開催するに自分もかかわらせてもらったが、ようやく第1回がスタート出来てよかった。このオフネ祭りも遷宮祭に合わせ、7年に一度の開催となるが、安曇野市全体のお祭りとして盛況になって欲しい。

期間中、全国から大勢の方に来ていただき、遷宮祭やオフネ祭りを楽しんでもらいたい。



2016年05月01日 Posted by宮沢豊次 at 19:30