諏訪大社御柱祭の下社





諏訪大社御柱祭の下社山出しが8・9・10日に行われた。自分達は3日間のなかで最高潮となる10日に、有料席が確保出来たので、朝早くから出掛けた。

7年に一度の御柱祭で諏訪大社上社8本、下社で8本の合計16本が4月に山出し、木落としされ、5月には里引き、建て御柱が催行される。この中で最も豪快、勇壮なのが下社秋宮一の木落としである。

自分は20年ほど前からこの御柱祭を、毎回何日も訪れ見物したり、祭りに参加させてもらっている。
今回は「春宮二」「秋宮三」「秋宮一」の木落としを仲間の皆さんとじっくり楽しんだ。



何回も見てきたが、天下の奇祭と云われるだけあって、木落としの瞬間はおもわず声を出してしまうほど豪快だ。
今年は木落とし坂周辺の混乱をかなり避ける工夫がなされたことから、この3日間の人出は46万人と50万人を割った。

朝から夕方までの観覧でとても疲れたが、仲間の皆さんは初めての見物だけに感動していた。
この後は5月に行われる里曳き(上社は3・4・5日、下社は14・15・16日)になるが、建て御柱祭にも双方で100万人以上の観光客が訪れるとのこと。

諏訪地方の6市町村21万人の氏子がそろって参加するこの御柱祭は長い歴史や伝統の上に成り立っているので、今後も楽しみだ。
安曇野市においても5月1日から始まる穂高神社の遷宮祭や今年から始まる(第1回)安曇野オフネ祭りに大勢の観光客が訪れてくれることを期待している。



2016年04月12日 Posted by宮沢豊次 at 14:44