安曇野市「地域を考える研究集会」

宮沢豊次

2016年01月24日 11:36



地域共同体の役割を周知し、地域にある課題解決の情報交換をする「地域を考える研究集会」が23日、安曇野市役所で開かれた。

基調講演は初代安曇野市区長会長の河村氏が「地域づくりは永遠の課題である」の演題で講演した。自分が区長時代の経験談や災害対応などで果たす区の役割の重要性を指摘された。

地域の課題解決の事例報告では、上押野区と新田区が(地域力向上事業交付金)を活用した活動について各区長が発表した。

研究集会には市内83区から区長や区の役員など300名以上が集まった。前半に続き後半は6つの分科会に分かれ各テーマで意見交換された。

住民の価値観の変化もあり、区の活動に関わらない人が増えている時代になってきたが、高齢化や災害対策の充実、住民主体の地域づくり、コミュニティーの重要性を全市民が再認識してもらいたい。